編み物が大好きなおばあさん。毎日靴下を編んでいます。
それは、とても素敵な靴下です。
おばあさんは、編み物をする時間が惜しいので、買い物もたまに出かけるだけ。誰かとおしゃべりしたり、お茶を飲んだりするのはきらいです。
しかし、クリスマスイブだけは、作った靴下を売るのです。
ある年、男の子が靴下を買いにきましたが、お金が足りなくて片方だけを買っていきました。
翌日、残った片方の靴下の何は、ねこが1匹入っていました。
それから、おばあさんは変わり始めます。
孤独を好んだおばあさんが、ねこと男の子に出会って、変わっていきます。それから、編むおばあさんの靴下は、今まで以上に素敵なものになります。
クリスマスの絵本だなんて知らずに読んだ絵本なのですが、クリスマスにぴったりの素敵な絵本でした。