こどものとも1992年11月号です。長さんの絵にひかれて図書館から借りてきました。
ともこちゃんがくつをとばして、明日の天気をうらないます。明日は幼稚園のえんそくの日なのです。くつを投げて天気を予想すること、小さいときにやってましたね。今の子たちもやっているのかな? 伝えていきたい日本の文化の1つかもしれませんね。
ともこちゃんのくつが斜めにむいて落ちたら、明日は雪?
空にうかぶ白い雲が、ともこちゃんの目には、雪をふらせにきたおじいさんに見えてきます。子どもの想像力は、大人の想像力を軽く超えますね。ともこちゃんは、まるで、雲と会話ができるみたい。素朴な心がうらやましい。
この本には、日が沈む夕方の空の景色も描かれています。空だけでなく、町全体が、風までも赤く染められた風景がすてきです。夕焼けの次の日は晴れ…ともこちゃん、よかったね。