山にはいろんな山があるということを具体的に知らない子供にとってはいまひとつ理解できなかったようです。
でも、それを知っている大人の私はすごく面白かったです。
いろんな山の説明をしていくのですが、その表現がすごくおもしろいです。
直接的な表現を用いないでうまく言い表しています。
特に
「したからはだあれものぼってこんうぃかわりに ちょっとかわったひとたちが むかしからすんでいるようなやま」
(仙人・鬼のような絵が描いてある)
のページが好きです。
山の絵ばかりで一見変化がないように見えますが、よく見ると面白い発見がたくさんある本です。