ポール・ガルトンの再話絵本です。
ガルトンの再話絵本はどれも味があって面白いですが、これはまた、最高に楽しい「ブレーメン」でした。
読んでいて、少し前のお話会で、この絵本をもとにした「語り」を聞いてしたのを思い出しました。
このストーリーだと、年とったろばや犬、スープにされそうな雄鶏の様子が、楽しげに表現されていて、ガルトンのしゃれたイラストが笑いを誘ってくれます。
絵もはっきりしていて見やすいし、白黒の場面はあるものの、遠目もききそうです。
なんといっても見どころは、泥棒の手下が再び戻ってきたときの動物たちの撃退方法でした。
ぜひ、お話会とかで紹介したいです。
幼稚園くらいから小学校高学年まで楽しめる絵本だと思います。