クリスマスの夜、男の子は、教会のクリスマスの劇で、羊飼いの役をやることになっていました。ねこのヘンリーも劇に出たいと思いましたが、残念なことに、猫の役はありませんでした。こひつじのボニーは、犬の声に驚いて、いなくなってしまいました。
賢いねこヘンリーは、まるで人間の感情を持っているようです。大きな活躍を見せてくれました。つんとすまして、何にも考えていなうように見えるねこさんですが、本当は、人間と同じ感情を持ち、頭脳明晰、判断力抜群の能力を持っているのかもしれません。ねこの持つ、大きな力を、改めて感じることができます。
雪降る夜の描写が、なんともいえません。すばらしい絵で、お話をうんと盛り上げてくれます。