エリック・カールの絵本は個人的に大好きです。
この本も、本屋で立ち読みして、保育園の子ども達の反応見たさに買いました。
同じセリフが続くので、2歳にならない子ども達でも十分にそのテンポと色彩に惹かれて見つめています。
けれど、驚くのはこの絵本、2度3度と読んでいくウチに、子ども達の表現がどんどん広がっていくんですね。
最初は、次に出てくる動物の当てっこだったのが、次第に、
「キツネさん、こわいかおしとる」
「ウマさん、おなかすいとるけぇ、みてくれんのかね〜…」
「きりんさんはおともだちになりたそうだったよ。ネズミさんがみてなかったのがいけなかったんよ〜」
これが2〜3歳の子ども達の感想の一部なんです。
読み重ねることでどんどん味の出てくるおはなし。
子ども達の反応で、ますますエリック・カールの絵本のファンになってしまった本です。