わたしが子どもだったら、かさをもってお迎えにきたかおるちゃんの気持ちになって読んでたと思いますが、今回は、親の立場で、かおるちゃんのパパの気もちをかんがえてしまいました。
小さな子どもが自分を迎えにきてくれる…なんて、うれしいことでしょう。自分に会えるのを待つ間、この子はどんなことを考えていたのだろう。どれだけ待っててくれたのだろう。心細くなかったかなあ。なんて、思うと、迎えにきてくれた子どもがいとおしいくてたまらないでしょうね。
子どもが読めば、このかおるちゃんのように、動物の車両に乗り込んで、一緒に空想の世界を味わえるにちがいありません。現実→空想→現実の世界をちょっと旅することができる本でもあります。