『ぐりとぐら』シリーズがお気に入りの2歳7ヶ月の息子と一緒に読みました。
大人の立場から見ると、ぐりとぐらが足跡とともに自分たちの家に帰ってきて、自分の衣類をおこうとしたところにすでに先客?の衣類が置かれている部分はちょっとくどいと感じてしまいましたが、息子はむしろそこが楽しいようでした。字の読めない息子は本当によく絵をみていて、例えば「ぐりとぐらは、だんろのまえで、てぶくろとくつしたをかわかそうとしました」のくだりでは、絵にぐりの手袋とぐらの靴下が描かれていないことが気になるようで、「どこにおいてきたの?」と一生懸命探しています。(たしかに最後におじいさんとお分かれする場面では二人分の手袋と靴下がかけられていますから、絵に整合性がないのですが。)
この絵本はクリスマスにサンタクロースがやってきた話なのに、どこにもおじいさんがサンタクロースだと書かれていないところがいいですね。出来上がったケーキはとても美味しそうで、息子はパクパク食べる真似をして嬉しそうにしています。