寺村輝夫さんの王さまシリーズの絵本です。
長新太さんの賑やかな絵が、王さまや家来たちを、よりいっそう、おもしろおかしく表現してくれています。
「プルルップ トロロット タララップ ターア」というラッパの音や、「ぞう ぞう ぞう。たまごをうんだ ぞう。」という歌は、子ども達も耳に残るようで、一緒になって歌ったりします。
ぞうのたまごは、見つかるのか・・・?いやいや、王さまや家来たちは、いつ「あのこと」に気がつくのか・・・?
ちょっとマヌケな王さまたちを、ニヤニヤしながら読んでいくのは、とても愉快です。