次々に現れるお話を「面白い面白い」と読んでいたら、押していると思ったのに
引いているような、そんな不思議な感覚に襲われました。
この絵本の見返しに、この絵本には嬉しい話や悲しい話やワクワクする話が
入っています。例えば…と例をあげているのだけど、悲しいお話として挙げてある
「アイスクリーム」のお話はちっとも悲しくなかったし、ワクワクするはずの
「パパのかわりに会社に行く」話は、どちらかというとじんわりクスッと笑える
感じがしたし…何というか、そう簡単に一言で言えないような、感覚的なお話が
詰まっていました。
その分、小さい子にはちょっとわかりにくいかも。
娘は、わかりやすい「ながいトンネル」では笑っていましたが、後の話は
ピン、とくるまでに時間がかかったようでした。