人工ペットが作られる研究所の一室で、小さなガラス瓶に入れられている〈しっぱいさく〉たち。
この〈しっぱいさく〉を引き連れ、脱走するネズミ×ゾウのバーナバス。
とても重たいテーマですが、絵の可愛さやドキドキの脱走もあってか、3歳でも夢中になり、毎日「バーナバスよんで!」と持って来ます。
人工ペットの中でも、我が子は〈しっぱいさく〉のモシがお気に入り。私は〈しっぱいさく〉のピントが好きです。勿論、バーナバスもやっぱり可愛い!!
〈かんぺき〉な人工ペットに惹かれない親子だからか、「なぜ〈しっぱいさく〉なの?こんなにかわいいのに…。」と子どもも色々と考えていました。
この絵本を読んで、〈かんぺき〉って何だろう?〈しっぱい〉って何だろう?と考えるきっかけになりました。
子どもから大人まで楽しめる我が家の宝物の一冊です。