これは、スウェーデンのお話だそうです。
日本だったら、こんなお話にはならないよね、と思う。
なぜなら、日本では、おつき様を見ると、うさぎがもちつきしていると思うのが普通だからです。
でも、これは、国によって違うらしく(というか、人によっても違いますよね)中国では、カニに見えるという。
スウェーデンでは、この絵本のように、月は、おじいさんとおばあさんが桶を運んでいるように見えるのでしょうか?
母猫は、子猫のために、この桶の中にあるだろうミルクを取りに月に出かけていくのです。
でも、月には手が届かない。どこまでいっても、月にいけることはありません。
こういう展開になった場合、どういう結末になるのか?と思いきや、うまい具合にハッピーエンド。
猫はうまくミルクを手にいれることができ、それも月からもらったミルクだと今でも信じている。
るほど、うまい終わり方だなぁと思う。
猫だけでなく、動物たちもたくさん出てくるので、子供は喜びますよ。