大人になって、絵本の世界に魅力を感じている20代です。
この絵本は、「愛情」を伝える大切さというものをストレートに教えてくれます。
朝になればやってくる家族の日常が、どんなにかけがえのないものか。そして、その何気ない日常にどんな愛情表現をするか。絵本の中の可愛らしい親子が教えてくれました。
絵本の中の親子を見ていると、自分が子供だった頃を思い出し、とても温かい気持ちになりました。ついつい優しく、可愛らしい声で読み聞かせをしたくなります。
「だいすきだよ。お月さまにとどくほど」という言葉がとても印象的でした。だいすきを伝えるフレーズ、表現はたくさんありますが、小さい子供にも想像がしやすくて、言葉にしやすいなと感じました。
寝る前に、親子で今日の出来事を振り返り、布団の中で読んであげたい、そんな絵本でした。