ゴムでできた頭をもつこのポンたろう。顔色ひとつ変えずに、いろいろなところにぶつかりながら旅をしています。バットのようなつのを持つ大男と出会ったり、お化けの家族に遭遇したり、ポンたろうの旅は冒険がいっぱい。絵本を読みながら、ポンたろうと一緒に、はらはらどきどきしながら、そして様々な国の様々な風景を垣間見ながら一緒に旅をすることができます。
ポンたろうは、実は男の子なのですね。娘は、「おじいちゃん、おじいちゃん」と言ってこの絵本を読んでいます。きっと頭がつるつるだからでしょうか。(笑)
そんなポンたろうも母の木であるゴムの木に寄り添って休むところは、まだまだ小さな子どもなのですね。
最後のページで母の腕に抱かれているポンたろうのやすらかな寝顔は、自分の子どもと重ねてみてしまいます。「すうーすうー」いい夢を見れるといいね。次に旅に出るときは、ゴムの木がまたぴょーんと飛ばしてくれるのかな?