「気をつけて」のシリーズで読むのは2冊目。最初に読んだ「トマトさん」に比べて、「かえるくん」は微妙なキャラクター。ぶっきらぼうで、小憎らしくて、でもそっけない感じの子。あやしい手品とか数字当てといった、いろんな「小ねた」で一方的に読者にちょっかいをかけてくる。「おおっ、残念でした。違いました。」な〜んて読んだら、ちょっとムッとはするけれど、どアップで「ぺろっ!」なんて見せられると、ま、そんな悪い子でもないかと思ったり・・・。年の離れたおにいちゃんがいて、すねちゃった子なのかな〜なんて想像してしまった(笑)。
「トマトさん〜」はどちらかというと見開きで内容が完結していたけれど、「かえるくん〜」は次の見開きページに内容が続くので、どうなるんだろう?と子どもに考えさせる時間ができ、読み聞かせでは盛り上げやすいと思う。ちなみに、うちの子には何のことだか???な感じだったので、私が突っ込みを入れながら読み聞かせました。もうちょっと大きくなったらどんな反応をするのか、ぜひ再挑戦したいと思います。