季節ものの紙芝居を読みたいなと、思って探してきました。
初めて読みましたが、こんな素敵な紙芝居が2001年には出版されていたんですね。
表紙絵からは想像できませんでしたが、この表紙絵に登場しているおばあちゃんが語る「おしょうがつ」の昔話がメインストーリーになっています。
なので、ひとつの紙芝居でふたつ美味しい、ふたつでひとつの物語に構成されていました。
16場面と少し長い紙芝居ですが、
いちばん子どもたちに伝えたいなと思ったのは、15場面目で、
お正月の準備(門松やしめ縄)を家の前に飾る風習を最近あまり見なくなった。というくだりです。
最近は自分もむくめて、日本人として長く培ってきた風習をおざなりにしすぎているので、こういう紙芝居を聞きて育つ子どもたちが、少しでも気にかけてくれるといいなと思いました。