かつて、私が母に読んでもらい、弟が読んで、最近娘に私が読み始めました。
「・・・かたあし上げて・・どでん」のくだりがお気に入りで繰り返し、
自分でもまねをして尻餅をつくので、実際なかなか読み進められないのですが、さまざまな動物が登場し、最後にはたつくんが一人でパンツやズボンをはいて得意げに見せに行く様が、子供ながらに考えるものがあったようです。
常に履かせてもらっていたオムツやズボンを履こうとする積極的な行動が出てきました。
あと、お尻丸出しでキャーキャー笑いながらよく、逃げ回る娘が、
「動物さんたちに、笑われちゃうよー」というと、割と素直に着替えてくれています。
時たま、思い出したように、わざと自分でもどでん、と転んで見せますが、絵本から刺激を受けて、まねしたり学んだりできる年齢になったんだと思うと、嬉しいし、のんびり見守る気分にもなれます。
ほんわりした印象の色彩やタッチが、温かいですし、おかあさんの叱らずのんびりした様子も、素敵だと思います。
あまり口うるさくせず、子供が自分で気づいて、身に付けるのを待つのが大切なのかな?という気分になりました。