ぼくの家に来た子犬は、保護されて来たわんちゃん。
ぼくにとっては、子犬がそれまでどんな生活をしていたのか? どんな子が飼っていたのか興味深々です。
それでもぼくとわんちゃんが仲良くなっていくにつれ、そんなことどうでもよくなったよ。 だってぼくの家のわんちゃんになったんだから!
個人的に涙なくしては、読めない絵本でした。
実家の犬は生後数日で捨てられた保護犬でした。
ですが、つい先日両親と旅行中に行方不明となり、現在も創作中です。
2歳の息子も、実家の犬の安否を気にし、いつまでも「どうしているのかな? おいでーぱんあげるからー、くっきーあげるからー」と大声で呼んでいます。
どんな犬であれ、幸せになる権利はみんなにあって欲しい。
どんな子もはじめに子犬に触れたときというのはぼくと同じ気持ちのはずだから。
この絵本を通して、息子にも犬と生活することの楽しさ、そして手放してしまう人がいるという現実をちょっとでも感じてもらえればと思っています。