ずっとずーっとおねだりしていたねこを、やっと飼えることになった男の子の喜びと、飼い始めてからの戸惑いが、とても共感できます。
それにしても、ねこと読み聞かせの組み合わぜがとても印象的てやってみようと思います。
作品中に出てくる「100まんびきのねこ」は、ねこたちが生き残りをかけて争うお話なので、この絵本にとっては、ちょっとブラックユーモア的な鋭さを感じました。
この絵本の重要ポイントである保護ねこシェルターは、まさにねこが生き残りをかけた施設でしょう。
引き取り手のないねこの行くすえもちょっと気になりつつ、愛猫家の心に響く絵本だと感じました。
ところで、へそまがりねこと言われたマックスですが、ねこってそんな存在ですよね。
ねこにも意思と都合があります。
わが家のねこは、読み聞かせは好きではないようです。