夫婦でまたもや大爆笑でした。
この時期、にわか信者が増えるキリスト教。
クリスマスのガーデンイルミネーションのゴージャスさに、「あちらは、宗旨替えをなさったのかしら?」なんて意地悪なことも言ってみたくなるお宅もたまに見かけます。
さて、主人公のメリウェザーさん。
窓の縁取りに飾った、たった一本の豆電球のコードのささやかなクリスマスディスプレーに、嫌な事をいう人もいるもんですねぇ〜。
誰に見せようと言う気もなく、「イエス様ご誕生のお祝い」の気持ちで家族で飾っていたものが、隣人クラックさんの一言で、自宅のイルミネーションが見られている事を意識してしまったのか、はたまたクラックさんへのつまらぬ対抗心からか、メリウェザーさんがガーデンイルミネーション作りにのめり込んで行きます。
どれだけのめり込んでいくかは、読んでのお楽しみと言う事で、・・・。
クリスマスの過ごし方を改めて気づかされるようなお話でした。
目に見えるものでではなく、目に見えない「心のうちの祝福」をお伝えしたいものですね。
夫婦で大笑いの姿を見た息子が、呆れ顔でこの作品を一人読み、私たちの笑いにやっと追いつき、「この懲りようが、怖いねぇ〜!ちちもこんなことやりそう〜!」と再びカラカラと笑っていました。