この絵本の世界は、ものすごいダイバーシティ!
それぞれの特性を理解し、尊重して、みんなが過ごしている。
地球上で暮らす生き物が、みな同じ陸にある小学校に通ったら…。水に住む生き物は、どう過ごす?
どんな世界か気になった方は、是非手に取ってみて下さい。
さかなくん視点から、どうやって陸で学校生活を送っているのかがわかり、大嫌いな体育の授業も描かれます。
うちの子は、「さかなくんは、たいいくが だいきらいなのです。」と読んだところで、すかさず、
「えっ?!たいいく、楽しいのに?」と言っていました。その後の話を聞いて、自分と同じ気持ちではない子(さかなくん)もいるということが分かったようです。
それぞれの個性が目に見えるもの/見えないものどうであれ、お互いについて考え、相手の気持ちに寄り添う心を持つことで、みんなが生きやすい世界になるのでは…と、読んでいて思いました。
我が子の成長において、この絵本が、自分とは違う人がいること、みんなが生きやすくするにはどうしたら良いか等を考えるきっかけとなってくれればと思います。