何度見ても劇画調の絵はインパクトがあるなと思います。
絵はおもしろくても、毎回真面目な内容なんですよね。
いのししの子どもとは知らずに育てて気がつかないという、本当に困ったエピソードではあるのですが、育てていた子どもたちは一生懸命だったんだろうなということは伝わってきます。
でも、だからといって、生命を育てることは、容易なことではなくて、好奇心だけでなく、責任や注意、知識も必要であること、子どもにもよく伝わる内容だと思いました。
うちでは、ついつい標準語で読んでしまいますが、生粋の博多弁で聞いてみたい本です。
読んでいる時には気づきませんでしたが、細部にいろいろと書き込みがある絵だということ、今回気づきました。