絵本には、あまり興味のないとーさんが、枕元にあるこの絵本を見て、
「なんじゃ、こりゃ。」
これほど、インパクトのある絵本はそうはない。
前作の「給食番長」を始めて本屋で見た時、私も同じことを思いました。
「なんじゃ、こりゃ。」
です。
絵本にはありえない作風...という気がしました。
でも、子どもには、絵本らしい絵本も、絵本らしくない絵本もないのです。
おもしろいものはおもしろい。子どものウケは今回も絶大でした(^^)
今回のお話も、また、子どもたちは、やりたい放題。
「動物を飼う」ということがいかに難しいかなんて考えることもなく、ひたすらえさだけをやり続け、それで十分飼っているつもりになっている。
でも、動物を飼うことの大変さを知った最後は、感動の涙です。
落ち込み方も、喜び方も、やることなすこと、オーバーリアクション。よく見れば、町には、へんな生き物がさりげなく生息していたりして、あやしさこの上なしの絵本。
食べ物で言うなら、「ゲテモノ」的な感じも受けるけど、
「お母さん、今日も読むのはこの絵本からお願い。」
かならず一番上に置いてもってくる絵本がこれです。
よいも悪いもなく、子どもは、とにかく、こういうのが大好きなのだー。