小学6年生でまとめ上げた前作「桃太郎は盗人なのか?」で、小学生としての興味の探究心と、それを完成させるパワーと、学生顔負けの作業量に圧倒されたのですが、続編だろうと軽い気持ちで読み始めたら、驚愕するほどの倉持さんの成長と進化に圧倒されてしまいました。
嫁探しという視点と、それを掘り下げていく姿には心の成長を感じます。
文献にあたっていく姿勢、フィールドワーク、様々な仮説や見方に対する柔軟性には、研究者顔負けの進化を感じます。
前作があったからこその2作目ですが、次へのステップを期待させる余力も感じ取りました。
次は鬼たちの生活にでも照準を当てると面白いなどと、勝手に期待しています。