「ねずみくんのチョッキ」の絵を描いている上野 紀子 さんの作品。
「ねずみくんのチョッキ」が1974年8月初版で、この作品は1975年3月初版で、登場する動物はほぼ同じです。
ねずみくんシリーズの別バージョンというところでしょうか。
※最初は、アメリカで1973年に出版されたようです。
この作品に文字はなく、ぞうさんのおなかにボタンがついていて、脱ぐと別の動物がどんどん現れるという物語。
次の登場する動物が全く予想がつかないので、かなり楽しめます。
最後に現れる動物も、こうきたかという感じす。
読み手が、自分なりにボタンの外す音を考えて読んであげると、効果的だと思います。
ねずみくんシリーズにはまっている子供には、是非読んであげて欲しい一冊。