自分でゴミをみつけて掃除してくれる最新型の掃除機トルトル1号が、家中のものをどんどん吸いこんで、しまいには、外に飛び出し町中のゴミを吸い込んで倒れてしまい、機械専門の救急車に修理工場へ運ばれてしまいます。
トルトル1号がどんどん吸い込んでいくお話は、これからどうなるの?!とワクワクすさせられるのですが、どんどん吸い込んでパンパンに膨れ上がったトルトル1号のお腹からでてきたものが、え?それだけ?!というくらい少なくて、さらに結末も期待と驚きがどこえやら〜とあっけなく終わってしまい拍子抜けしてしまいました。
トルトル1号をはじめ、持ち主のモモロウや、時計や電話、テレビといったものが愛嬌たっぷりかわいらしいキャラクターとして描かれているだけに、どうもその個性をお話の中にいかしきれていないように思えて残念でした。
私には期待はずれに思えたお話でしたが、息子はどんどん吸っていくのが「おもしろいねぇ。」とそれなりに楽しんでいたようです。