ちいさなミリ―は今何歳でしょう?
お勧めの対象が4,5歳からとあるので、たぶん主人公であるミリ―もそのくらいかな?と、予想しているのですが…。
それにしてもこの家で飼われているネコのソーフスの大きいこと!!
はっきり言って、大型犬くらいの大きさで描かれています。
こんな猫、見たことないけど、いたら見てみたい。
北欧の人って、結構猫好きが多いんでしょうか?
ストーリーも個性的でしたが、どちらかというとピオトロヴスカさんの絵の方が印象的で、面白い個性を感じました。
絵の中の目線とか、色合いとか特に!
最初に登場したパパは、スリッパは片方しかはいていないし、パジャマの裾から覗いたすね毛が、いかにも自宅でリラックスしている父の素顔って、感じでよかったです。
その後登場するパパの無精ひげも哀愁が漂っていていました。
このページを見たとき、“あぁ、この家にはお母さんは今、いないんだ”と、確信しました。留守にしているとかではなく、今は片親なんだ。って。
ミリーとパパとのやり取りがすごく穏やかでいいです。
お子さんに読んであげるなら、ぜひ、お父さんにお願いしたいです。