スウェーデンから届いたりんごのえほん。
スウェーデンの庭には、必ずと言っていいほど、
りんごの木が植えてあるそうです。
いいな。
毎年勝手に生るなんて、
りんごの好きな人にはうらやましいかぎりです。
お話はふたりのりんごの妖精が、
りんごの木の一年を紹介します。
妖精らしく、りんごの種でネックレスを作ったり、
りんごを使った遊びや料理まで紹介されていて、
そのうえ、りんごの一年も学べて、
丸ごとりんごの楽しみ方を教えてもらえます。
鳥も可愛いですし、植物もしっかりと描かれています。
みつばちが花粉を運ぶ役割をして、
新しいりんごの実がなるのをお手伝いしてくれるくだりは、
知っていても、感心する部分です。
動物たちも、りんごが好きなんですって。
大鹿やバンビたちが、テーブルの周りに座って、
りんごを囲んでいるシーンは、滑稽だけど好きですね〜。
この絵本、絵も気に入ったし、お話も素敵なので、
大好きになりました。