痩せたひよこを「太らせてから食べよう」と思って、家に泊めたキツネ。
一緒に暮らしていると、同じように痩せたあひるとうさぎも泊めてあげる事になります。
時間が流れ、まるまる太ったひよこ達。その匂いに釣られてやって来たオオカミと戦って、最後にキツネは命を落としてしまいます。
悲しい結末だけれど、キツネが幸せそうで満足しているから良いのかな。
お話の流れも、リズムの良いやさしい言葉も大好きです。
絵もシンプルでかわいいし、なかなかキツネのお部屋はオシャレなのです。
子どもは、もう一つ分かっていない様子です。
2歳を過ぎると「とっぴん ぱらりの ぷう」が気に入って、何度も自分で言い、何度も読んでと持ってきました。
少しずつ分かって、ずっと気に入ってくれたらいいな、と思います。
もっと沢山の子に読んで欲しいとも、思います。