世の中には、いろいろな個性を持つ人間がいます。子供達にもそういうことを少しづつでも理解してもらいたいものです。お友達の自閉症のお姉ちゃんは、声をかけても返事をしてくれません。だから娘もいつのまにか声をかけるのをあきらめている様子。また、不思議な言葉をしゃべったり、突然大声を出すお友達とも先日遊ぶ機会がありました。娘は不思議でたまりません。私も上手く説明できませんでした。そんな時に出会ったのがこの本です。大人の私もまだよくわからないことが多いのですが、子供と一緒に絵本を読みながら勉強するつもりで読みました。自閉症のことが子供にもわかりやす描かれています。また、そんなお子さんを持つお母さんの気持を私も少しですが感じることができました。自閉症の主人公が「困ったとき、泣きたくなったとき、誰にも甘えられない。だから心はいつも不安でいっぱい」という言葉が胸に響きました。