第1弾を読んだだけでは、いまひとつキャラや背景がはっきりしなかったものの、この2冊目を読むとはっきりと世界観が分かった気がします。
悪者妖怪のキャラもパワーアップして分かりやすくていいと思います。
でもこの本の我が家での一番盛り上がったシーンは、お女中が捕まえられたところです。
お女中のそばでがたがた震えている女主人の顔が無表情でちょっとばかり人相が悪い。
「え?この人悪者じゃないの?」
と、うちの子供らはげらげら笑っていました。
西村さんごめんなさい。
うちの子はこの女主人の顔見たさにこの本を開いているような気がします。
また、おでんがひそかに好きな女性も登場します。
こういうところも、時代劇を見てるっぽくて面白かったです。
おでんの恋愛の行方も気になりますね。