もうすぐ10歳になる我が娘はどうも最近、反抗期のようだ。
第1次反抗期とは違って、自分の思いを伝えるとき、
感情を表すときにも相手を気遣うことも覚え、
解決法も上手になり成長した。
その分、前の様には「ママ、○○だよね〜」
「ママ、○○なんだよね〜」と1つ1つ細やかな表現はしなくなった。
成長するって、何かが増え続けることだと思っていたけれど、
失うことでもあるんですよねぇ〜。
幼児期のあの“ほわり。。。”“ふんわり・・・”
としたあどけなさが なくなり・・・。
ただ夢中で、何かを見つめることもなくなり・・・。
まっすぐ過ぎるぐらいに、感情を出すことも、なくなる・・・。
このさびしい気持ちは、どうあらわせばいいのだろう。
子育て真っ最中のママには、同性である娘の成長が
楽しみでもあり、もどかしさも感じ、寂しい気持ちも感じるのです。
この絵本にはそんな私たち“お母さん”の気持ちが
詰まってます。
そして、わたしの母も3人の娘を育て上げましたが
3人3色で姉・私・妹とすごしたそれぞれの思いでは
大変だったことや感動したこと、
いろんなことが詰まってて、
思い出の道をどんどんさかのぼることができるでしょう。
そんなわたしの母もあと、5年ほどで還暦を迎えます。
その時に、母にも是非、プレゼントして思い出を語りたい。
そして、娘には嫁ぐときに。そして、家庭の事情で
母のいないわたしの姪っ子にも、あなたのお母さんも
同じ気持ちでいつでも見守ってるのよ。とメッセージを込めて
彼女が嫁ぐときにも贈りたい絵本となりました。