図書館などでよく目にする本ではあるけれど、手にとったのははじめて。
一見、絵は地味ですが、これがなんとおもしろい。そっくりな顔をした5人の兄弟の何がすごいって、特技がすごい。
1人は、海の水を飲み干すことが出来、1人は、どこまでも足をのばすことができ...たったの2ページで、これはおもしろくなりそう。一気に「この先を読みたい!」気持ちが増しました。
息子も、これはおもしろい!と思ったようです。
だって、どんな処刑でこの兄弟を殺そうとしても、殺すことができないんですから...
そして、結局、ここまでしても殺せないということは、「きっとおまえは無罪に違いない。」という結論にいたるんです。この解決の仕方がまたいい。
絵のないページもあって、ほんと、さっと目見ただけでは地味な感じだけれど、内容は抜群です。
文章は少し多めですが、読み聞かせにぜひ!