自分の手って何のためにあるんだろう。
時には自分のために、時には人のために、様々に活躍する手。
生まれてはじめて自分のために使った手が、友だちといっしょだと遊んだり、伝えたり、いろいろに友だちと自分を結び付けてくれます。
時には手で話したり、手で見たり…。
人のことを考える、障害を考える、学校で学ぶさまざまな勉強が進めば進むほど、手がとても重要に思えてくるのではないでしょうか。
リズミカルな文が詩のようです。
絵は手の活躍をとても楽しく描いています。
幼児は幼児として、低学年は低学年として、思いやりを教わる学年になったらもう一度手を見直すために、とても素晴らしい本だと思います。
手は楽器、手は口、手は耳…。
手のできることをいくつ言えますか?