「ゆらゆらばしのうえで」、のきむらゆういちさんが描く本。
読んでいて、なんとなくきむらさんが描いたのかな?と感じました。
違う動物への思いやりというか配慮、そんな視点から描くことが多いように思います。
くまとうさぎは随分前から一緒に暮らしていたようです。
ある日、些細なことでうさぎが出て行ってしまいました。
大事な存在だから、一緒に暮らしてきたのに
近くにいるとお互いの嫌な部分ばかりクローズアップされてしまって・・・
という経験、誰にでもありますね。
そんな時に、ピッタリの絵本です。
黒田征太郎さんのイラストが生きが良くってとてもいいです。
とくに、「まったくうるさいやつだ」とくまが怒るシーン
くまのイライラがよく描かれています。
電気を消され真っ暗闇、ムカツクくま。笑えるくらい上手く描かれています。
ぜひ手にとってごらんください。