ランランらくごシリーズ第5弾。
表題の「あたま山」他、「どうぐ屋」「だくだく」の全3話収録されています。
「どうぐ屋」はおじさんに商売を任された与太郎のお話。
ものを知らない与太郎の言動が面白いです。
頭のよいものよりも、ものをしらないものの方が勝つこともある。
そんな面白さがあります。
「だくだく」は家財道具を部屋に描いただけのトラのお話。
この家にものを盗みに入ったどろぼうと、トラとの無意味な寸劇がこっけいです。
「あたま山」は息を吐くことさえもったいないと思うようなけちな男のお話。
とても短いお話なのですが、ありえないの連続に、あっという間に夢中になってしまいました。
それにしても自分の頭の上にできた海水浴場に本人が行くって・・・なんのこっちゃ、といった感じです。笑