クラシカルな絵に手書き風の文字がいい雰囲気をかもし出している絵本です。
正統派のおはなしかと読み始めてみると、意外にナンセンスな内容で驚きました。
メリーが持っていきたい荷物をスーツケースにおさめようと、試行錯誤する様子が楽しいです。
ビルはあちこちに無理な姿勢で詰められた挙句に忘れられてしまうんですもの。泣きたくもなりますよね。
でもそこで泣き寝入りするのではなく、颯爽とメリーを追いかけるビル。果たして二人の運命やいかに?!
絵といい、文字といい、内容といい、とにかくユニーク。これ大好き!な人がいる一方で、ちょっと受け付けない・・・という人もいそうな絵本だと思いました。