この作品は、第一回MOE絵本屋さん大賞の1位になった作品の一つです。
内容としては、ある日、くまのお友達である、小鳥が亡くなってしまう所からが始まりです。そして、くまは、小鳥が亡くなって寂しくなり、家にずっと閉じこもっているのです。
そして、数日後、久々に家から外へ出て行ったくま。そこで、やまねこと出会います。やまねこは、楽器を持ち運びながら、色々なところで音楽を弾き、世界中を旅しています。そして、くまは、やまねこと色々な話をします。
そして、最後は、くまとやまねこは、旅に出ることにしました。
そのような物語だったと思います。
この物語は、「死」をテーマとした作品です。この物語に出てくる小鳥が死ぬことは、誰だって悲しいと思います。私たち人間だって、どんな人も、いつか必ず死ぬのです。そんな、「死」をテーマとした作品は、重くなる気持ちがあるのですが、この事を知り、死ぬのは誰だっていやでも、「死」というものに向き合うことが大切だということが、この絵本に表れています。
そんな「死」と向き合う作品であって、こんな感動する絵本作品であってとても良かった作品でした。
ぜひ、読んでみてください。