息子が、幼稚園から「この絵本、きれいなんだよ。」と借りてきました。
いしいももこさんの文章ですから、私も期待して、ページを開いていきました。
ありのありこさんが、おかあさんの言いつけをまもらなかったばかりに、かまきりに飲み込まれ、ありこさんは、叫びます。「あやまったのに、たべるなんてーばかあ!」と。
かまきりは、ありこさんの「ばかあ!」のおかげで、むくどりに飲み込まれ・・・
つぎつぎと出てくるきれいではない言葉に、読み続けるのを一瞬ためらいましたが、最後まで読むと、納得!
そういう言葉を、しかってくれるのは、やっぱりおかあさんでした。おしりをペンペンして、みんな無事に出てこれました。
子供は、いろんなことばを覚えてきます。とくに、汚い言葉は・・・そんなとき、いしいももこさんは、こうやって教えを説いてくれているのかしらと感じました。