有名な昔話ですが、子ども達もなかなかじっくりと読んでいないもの。
その点、今作はしっかりと再話されている上、絵は日本画家の秋野不矩さん。
ということで、ブックトークでも取り上げる予定です。
漁師の浦島太郎が、浜辺で子ども達にいじめられていた亀を助けます。
後日、漁をしていると、その亀が現れて・・・。
この再話では、この亀が乙姫となっています。
海の場面、竜宮城、と、幻想的なしっかりとした絵が印象的です。
常識としてよく使われる、乙姫や竜宮城、玉手箱、など、
しっかりと覚えてほしいですね。
変な擬人化は無く、海の様子は、潮のにおいも感じるようでした。