食虫植物って言われても、
どうやって植物が虫を捕まえて食べるのか、
きっと子どもには想像もつきません。
でもこの本を読めば、虫を食べる植物の構造が一目でわかります。
植物によって、形は様々、構造にも違いがありますが、
匂いで虫を呼び寄せるのが王道、
そして、酵素を出して虫を溶かして栄養を吸い取ります。
体が溶かされていくなんて、虫の立場からしたら相当怖い植物です。
近所の植物園にはウツボカズラがあって、
息子は行くたびに花の中を覗きます。
花の中には、蚊とか蝶とか蛾とか、いろいろな虫が落ちていて、
悲しい最期を迎えています。
私はあまり見たくないのに、
息子は、「お母さんも見て見て」と言って聞きません。
近所に植物園がない人も、
この本を読めば、様々な食虫植物の世界に触れることができます。
不思議な世界に子どもは興味津々ですよ。