母ぐまが、二匹のこぐまに生活に必要なことを教えます。
そして一年後に成長したこぐまは巣立っていきます。
好奇心いっぱいのこぐまたちは、人間の子どもと一緒です。
母ぐまの教育の仕方が、とても立派なのです。
自然の厳しさを教えなければならないのですから、人間のような甘いものではないのです。
しかし、愛情をかけて育てているところに感動しました。
子どもが必要としている時にそばにいて、必要としていないときは遠くから見守る姿勢が、本当に子どもにはいいのでしょうね。
絵もすてきです。こぐまのしぐさがとてもいいです。