南から北へ、そして季節が変わればまた北から南へ、
大移動をしていくトリケラトプス達の物語です。
肉食恐竜に襲われそうになったり、
メスをとりあい仲間同士で戦ったり。
トリケラトプスの性質についてわかり易く描かれています。
北にいったり南にいったり、
またその時期についても。
本能で動いているというのがすごい!
よく方角が分かるなあ・・・。
またオスがメスにプロポーズするシーンが描かれていますが、
恐竜だけど人間味があるというか、
はるか昔に絶滅した生き物のはずなのに、
とっても身近に感じられます。
いろんな解説がなされていますが、
図鑑のようではなく、
物語として展開していくので、
読み手の私も聞き手の息子も
すうっと恐竜の世界に入っていける感じがしました。
長さもちょうどよく、
小学生向けのようですが。
5歳の息子にも十分楽しめる内容でした。
次は同じシリーズのティラノサウルスを読む予定にしていて、
今から楽しみです。