白黒というだけで、なかなか持ってきてくれなかった娘ですが、読み終えたら面白かったと言ってくれました。
特に牛の表情が笑いを誘ったようです。世界へ入るきっかけになったかな。
自分を大切に生きていけばいい。周りに押されて揉まれて、時に自分を見失いそうになる母には憧れる生き方だなぁ。
解説を読むと、出版された歴史背景に戦争があり、いろいろな読まれ方をしたようですが、確かにそんな風にも読み取れます。
現代ならマイペースで生きることを謳った本なのでしょうけど。時代によって読まれ方も様々ですね。
娘はそこまで読み取れず、くまんばちに刺されたらどんなに痛いのかというところに着眼していました。
短いのだけど、小学校高学年でも読み込めそうです。