この絵本を読んでいると、不思議な世界とこっちの世界を行ったり来たりしているような感覚になります。
おじいさんが森で落としたてぶくろ。その中にくいしんぼねずみが入った瞬間から 不思議な世界にてぶくろと一緒に連れて行かれてしまうのです。
ぴょんぴょんがえる、はやあしうさぎ、おしゃれぎつね。。最後にはのっそりぐままで、てぶくろに入るはずのない動物たちが次々にてぶくろに入り込み、窓まで作っているなんて
普通に考えるとアリエナイ!!と思うのですが、この絵本を読んでいる間は なんせ不思議な世界に連れていかれてるので、心地よく幸せな気持ちで見ていられるのです。
そして おじいさんの子犬が「わんわんわん」と吠え立てた瞬間、私はこっちへ戻ってきて、動物たちもいなくなっています。
時間も何もかも忘れられるこの絵本、ちょっと元気がない日に読むと元気が戻ってくる気がします。
皆さんにもこの体験を味わってみてほしいです。おすすめ!!