「ルイのうちゅうりょこう」に興味をもった、三歳になったばかりの息子に図書館で借りました。
雪が降った次の日に、ピーターという幼い黒人の男の子が遊ぶ様を、
ため息がでるほど美しく描きます。
これは、絶対に一見の価値があります。
また、内容もいい。
初めて読んだ時には、あまり派手ではないし淡々と描かれ過ぎて、
面白くなかったのですが、何度か読んでいくと、その良さがわかってきました。
そして、雪への足跡のつけ方、棒を使った遊び方、雪山の滑り方、
本当に男の子がやりそうな感じで、ちょっとこちらが笑ってしまいました。
子どもの心に寄り添った本です。
そんなことで、息子はこの本が大好きなようです。
ピーターがママに靴下を脱がしてもらってお話しする場面も好きみたい。
そしてやはり「絵がいいんだよー」と言っていました。