ありふれたタイトルになってしまいましたが、
お月さまを食べてみたいと思うところとか、動物たちが次々と背中にのっていくところとか、お月さまがそれを見て、ひょいと逃げちゃうところとか、もう、なにもかもかわいい!って思ってしまいました。
お月さまは、途中で逃げるのをやめて、みんなからかじられて細くなっても怒ったり泣いたりしていないところが、寛容だなあって感心しきり。
動物とお月さまとのやりとりを海からみていた魚の言動もおもしろかったなあ。
お月さまってどんなあじ?っていう答えが、1つではないこと。それは、みんなの好みや自由な発想がそれぞれあっていいんだよって言われているようで、普遍的な幸せを感じずにはいられませんでした。今度、お月さまを見上げるときは、どんなあじがするのかな?って思いをはせてみようと思います。