子供が通っている幼稚園の園長先生がお気に入りの本、とのことで読んで見ました。
タイトルの通りかおるくんが欲しい大きな木はそれはそれはとても素敵な木でした。かおるくんが考えている大きな木の話を聞いていると、絵からも想像はできるけれども、まるで自分もその木に登っているかのように鮮明に頭の中で描くことができるのです。たぶん子供のときに木登りをして秘密基地を友達と作って遊んだ記憶と重なっているのだと思いました。読み進む度にその時のドキドキ、ワクワク感が蘇ってきました。
息子にいつまでも子供時代を忘れないようにと残しておきたい本だと思いました。