佐藤さとるさん、村上勉さんといえば 「コロボックルシリーズ」 ですよね。 実は、私を読書好きにさせてくれたのが 「だれも知らない小さな国」でした。
当時、せいたかさん(主人公かな?)のまねをして、山の中に本を持ち込み、本気でコロボックルを待ったものでした。
ところで、この「おおきなきがほしい」は佐藤さとるワールドの入門編といったところでしょうか!?
自然豊かな、夢一杯のこの本を読んで、子どもの頃ちょっぴり憧れた「自分だけのひみつ基地」を思い出します。
主人公のかおるは、家族みんなの「憩いの砦」を夢見ているのですが・・・。 春夏秋冬、それぞれの美しい自然も楽しめます。
この本を読んだ我が子に、「学校の図書館の一番奥の棚にね・・・」って、こっそりコロボックルシリーズのある場所を教えちゃいました。
自分が子どもの頃読んだ本を、子どもたちが読み継いでいく・・ なんだか心がジ〜ンと暖かくなります。