歌のようなリズミカルなお話で、いろんな擬音語が出てきて2歳くらいの小さいお子さんでも十分楽しめると思います。モノクロとカラーが交互に出てきて、文同様リズム感が出てきます。
くまと遭遇してからは、絵が小さくなりクマに追いかけられる5人の勇ましい狩人たちの逃走劇が、テンポよく描かれていて、子どもたちは「早く早く」とすぐそこまでせまったクマに逆に捕まえられるんじゃないかという、ドキドキ感で思わず声が出るみたいです。
こわいクマが、トボトボと一人で帰っている姿はなんだかかわいそうみたいで、「クマさんと遊んであげたらよかったのに」と兄は言ってました。